慰謝料を請求された時に早く弁護士に相談したほうが良い場合

不倫をして慰謝料請求されたとき、一人で抱え込んで対処していると状況が悪化してしまうケースが多いので注意が必要です。

以下のような場合、一刻も早く弁護士に相談しましょう。

このページの目次

1．自分で交渉しても相手が全く譲歩しない

慰謝料についての話し合いをするときには、金額や支払方法などを決定する必要があります。支払いが難しいとき、減額や分割払いを求めても相手がまったく譲歩しないケースがよくあります。そのままでは交渉が決裂してしまい、裁判を起こされる可能性も高くなってしまいます。

自分で話をしても相手が譲らないときには、交渉の専門家である弁護士までお任せ下さい。

配偶者に不倫された人は感情的になっているケースが多数です。何を言っても聞く耳を持たず悪しざまに捉えて非難してくるので請求された側が辟易してしまうケースも少なくありません。

相手が感情的になって話しができないなら、ご本人が対応するよりも代理人弁護士が対応する方がスムーズに解決につながります。こじれてしまう前に弁護士に相談されるよう、お勧めします。

配偶者に不倫された方は、不倫相手に慰謝料請求をするとき極端な行動に出るケースも少なくありません。親戚や友人に協力してもらって不倫相手を呼び出して脅迫したり、ときには暴行を加えたりするケースもあります。嫌がらせをしたり職場に電話したり押しかけたりする人もいます。

脅迫や嫌がらせを受けているなら、早めに弁護士に相談してください。弁護士から警告を発すれば、違法行為をやめさせることが可能です。

不倫相手の配偶者が弁護士に依頼して慰謝料請求をしてきている場合には、あなたの方も弁護士を立てるようお勧めします。相手だけに弁護士がついていると、あなたの側は大きく不利になってしまう可能性が高まるからです。

一般の方は「弁護士に依頼したら裁判になる」と思い込んでいる傾向がありますが、現実には弁護士同士の話し合いになれば、意外と穏便かつスムーズに解決できるケースが多数です。

相手の請求額が高額すぎて払えないケースでも、お早めに弁護士にご相談下さい。弁護士が相場の金額を説明したり、ご本人の経済状況を説明して相手を説得したりすることで、支払金額を大幅に減額できるケースが少なくありません。

慰謝料請求を受けてお困りの際には、できるだけ早めに弁護士に相談するのが得策です。当事務所では男女問題解決に積極的に取り組んでいますので、金沢で不倫トラブルに巻き込まれているならお早めにご相談下さい。