不倫・不貞の慰謝料を請求する流れ

  • 夫が不倫している!不倫相手への慰謝料請求はどのように進めたらいいの?
  • 不倫相手から「慰謝料を支払わない」と言われたら、どうしたらいい?

不倫相手に慰謝料請求を請求するときには、以下のように進めていきましょう。

 

1.証拠を集める

慰謝料請求をするなら、まずは請求前に不倫の確実な証拠を集めましょう。証拠がない状態で慰謝料を請求すると「不倫していない」と誤魔化される可能性が高くなるからです。

メールやLINEのメッセージ、写真や通話履歴、クレジットカードの明細書、探偵の調査報告書など「配偶者と不倫相手の肉体関係」を証明できそうなものを重点的にピックアップして手元に集めていきましょう。

 

2.慰謝料請求の連絡をする

証拠が揃ったら、相手に慰謝料の請求を行います。手段はどのようなものでもかまいません。支払いそうな相手であれば、メールや電話をしてみるのも1つです。相手が支払いに応じるなら、交渉に入ります。

 

3.内容証明郵便を送付する

電話やメールなどの方法では相手が支払わない場合には、内容証明郵便を使って慰謝料の請求書を送りましょう。内容証明郵便は日常ではあまり見慣れないので、送られてくると相手は強いプレッシャーを感じるものです。これをきっかけに相手が真剣に対応するようになり、慰謝料についての話し合いを進められるケースもよくあります。

 

4.交渉する

慰謝料の金額や支払い方法についての交渉を行います。具体的には「いくらの慰謝料を支払うのか」、それを「どのような方法で払うのか」を決定します。

たとえば「200万円を〇月末実限り一括払いする」などの取り決めです。

 

5.合意書を作成する

慰謝料の金額と支払い方法について合意ができたら、合意書を作成して双方が署名押印します。合意書は2通作成して、互いに1通ずつ持ち合うと良いでしょう。

慰謝料を分割払いにする場合には、必ず合意書を「公正証書」にしましょう。公正証書を作成しておけば、後に相手が支払いをしなくなったときに裁判なしで相手の給料や預貯金などを差し押さえることが可能となります。

 

6.交渉が決裂したら訴訟を提起する

交渉をしても合意できない場合には、相手に「慰謝料請求訴訟(裁判)」を提起します。

裁判では、法的な主張と的確な証拠による立証が要求されます。専門家でないと対応が困難となるので、弁護士に任せることをお勧めします。

勝訴すれば相手に慰謝料の支払い命令が下されて、支払いを受けることが可能です。また途中で和解して訴訟を終えるケースもよくあります。

不倫の慰謝料請求は、一人で対応すると大変な労力と大きなストレスのかかるものです。弁護士がサポートいたしますので、金沢でパートナーの浮気にお悩みであれば、ご相談下さい。

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