不倫慰謝料を請求されたとき、相手が感情的になりすぎて話し合いを進められないケースが多々あります。
そのようなときには、早めに弁護士に相談しましょう。弁護士が代理人として交渉をすれば、意外なほどすんなり解決できるものです。
以下では相手が感情的になって話し合いができない場合の対処方法について、金沢の弁護士が解説いたします。
このページの目次
1.慰謝料請求の相手が感情的になっている場合によくあるリスク
不倫して相手の配偶者が感情的になっている場合、以下のようなリスクが発生します。
1-1.そもそも話し合いにならず解決できない
感情的な相手は法外な慰謝料でも平気で請求してきます。自分の精神的苦痛は1,000万円払ってもらっても解消しないと感じているからです。こちらが「それは高すぎる」などと言っても聞く耳を持ちません。分割払いの提案をしても「絶対に妥協しない。一括で払わないなら合意しない」などと強くこだわって一切の譲歩をしないケースが多々あります。それではどんなに話し合いを続けても解決は困難です。
1-2.何を言っても悪く捉えられる
相手が感情的になっていると、不倫相手が何を言っても悪く捉える傾向があります。「すみませんでした」と言っても「心にもないことを言って誤魔化そうとして腹が立つ」と言いますし「もう会っていません」と言っても「嘘つき」などと責めてきます。そのような状態では話し合いによる解決は期待できません。
1-3.暴行、脅迫や嫌がらせを受ける
相手が感情的になっていると、不倫相手に暴行を振るったり「慰謝料を払わないと職場にバラすぞ」などと脅してきたり、ネットにあることないことを書き散らして嫌がらせをしたりするケースも少なくありません。
2.相手が感情的なときに弁護士に依頼するメリット
相手が感情的になりすぎているなら、早めに弁護士に依頼するようお勧めいたします。
2-1.相手が冷静になる
弁護士という第三者が入ることにより、相手も感情を抑えて冷静に対応しやすくなります。話合いも進めやすくなるでしょう。
2-2.法的に妥当な解決方法を実現できる
弁護士が法的な観点から慰謝料の相場金額を算定し、分割払いなども交えて状況に応じた合理的な解決方法を提案します。相手も「弁護士の言うことであれば」と受け入れやすくなるので、解決につながるケースも多数あります。
2-3.相手の違法行為を予防できる
弁護士がつけば、相手も通常は暴行や脅迫、嫌がらせ行為などはしないものです。万一そういった言動があれば、すぐに弁護士が抗議してやめさせることが可能です。
金沢で不倫トラブルが発生し、相手が感情的でお困りならお早めにご相談下さい。