不倫相手に慰謝料請求をしたいなら、当初から弁護士に依頼することをお勧めします。
自分一人で進めると、証拠集めや相手との交渉において十分な対応ができずに不利になってしまう可能性が高くなるからです。
以下で弁護士に依頼すべき理由を詳しくみていきましょう。
このページの目次
1．必要充分な証拠を集めてから請求できる
不倫相手に慰謝料請求をするときには、証拠を揃えてから動くことが重要です。証拠がないまま見切りで慰謝料請求をしてしまうと、相手が警戒して証拠集めが難しくなってしまうからです。そうなったら、後に裁判を起こしても負けてしまう可能性が高くなります。
当初から弁護士に相談・依頼していれば、しっかり証拠を集めてから請求手続きを進めるのでそういった不備が発生するおそれはありません。ご自身では適切な証拠の集め方が分からない場合でも、弁護士が状況に応じた収集方法をアドバイスしたり、自ら収集したりします。
2．相手に強いプレッシャーを与えられる
慰謝料請求をするとき、本人名義で行うのと弁護士名義で行うのとでは相手に与えるインパクトが大きく異なります。
本人名義で内容証明郵便が送られてきても軽く考えて無視する人がいるものですが、弁護士名で内容証明郵便による慰謝料の請求書が送られてきたら、多くの方は「裁判をされるかもしれない」と思い、真剣に受け止めます。
途中から弁護士に依頼するよりも、当初から弁護士が対応する方が相手により強いプレッシャーを与えられて効果的です。
3．交渉を有利に進められる
不倫慰謝料請求では、相手との交渉が重要です。話し合いの進め方次第でどのくらいの慰謝料を受け取れるのか、確実に慰謝料を最後まで払ってもらえるのかなどの結果が変わってくるからです。
弁護士が代理すると、経験や交渉スキルを活かして可能な限り依頼者が有利になるように対応します。依頼者が希望するなら相手に謝罪文を求めたり、配偶者と別れて二度と接触しない約束をさせたりすることも検討可能です。
金額的にも、ご本人が対応するより高額にできる可能性が高くなります。
4．落としどころを踏まえて解決につなげられる
不倫慰謝料を請求するときには、落としどころも大切です。相手を許せないと思っていても、「裁判を起こせば良い」というものでもありません。
相手が相当な慰謝料を支払うと言っているなら、きちんと支払いを受けてトラブルを解決させ、前に進んでいく決断も必要です。
弁護士が示談交渉を担当していたら、依頼者の感情にも配慮しつつ将来のことも考えて、もっとも良い形での解決をお勧めします。ご本人も冷静になって判断でき、本当に良い形での解決に落ち着けていくことが可能となります。
当事務所では、不倫や離婚のトラブルに積極的に取り組んでいます。金沢でパートナーの不倫にお悩みの方は、是非とも一度、ご相談下さい。
